山陰初!高齢者向け買い物弱者支援事業を開始しました!

2019.02.18Category:お知らせ

山陰初!高齢者向け『“置き食”サービス』で買い物弱者を救う
自宅にミニコンビニ設置、使った分だけ料金後払い

介護事業を展開する「有限会社 齋藤アルケン工業(島根県浜田市)」は、日々の買い物に悩む高齢者向けに新たな買い物弱者のための“置き食”サービス「ほほえみマルシェ」を開始いたします。
“置き食”サービス「ほほえみマルシェ」は、約200種類のアイテムの中から高齢者の方々のニーズに合わせた食料品や日用品を自宅に置き、必要な時に必要な物を使用でき、使った分だけ後払いする「置き薬」ならぬ「置き食」サービスです。福祉用具事業所として買い物支援サービスを行うのは山陰地方で初となります。

福祉用具事業所スタッフが福祉用具のメンテナンスやモニタリングの定期訪問に合わせて、買い物のニーズの確認や商品補充・ 賞味期限管理、代金回収等をおこないます。車がない、店がない、バスが来ない地域で買い物に悩む高齢者の方々に、日常生活に必要なお好みのものを提供することができるようになります。
ご自宅にミニコンビニ感覚で設置いただき、生活の不安解消の一助になればと考えております。

災害備蓄品としても活用できて安心
毎月全国のグルメもお取り寄せできる楽しみも満載

高齢者の自宅に商品ボックスを設置し、要望に合わせた総菜、パン、お菓子や飲料、日用品などをストックしておき、食べた分だけ課金される無人販売サービスです。介護スタッフが介護サービスの定期訪問時に合わせて商品の補充と賞味期限管理を行ってくれるシステム。消費期限の長い商品を中心にラインナップしているため、万が一の災害備蓄食にも活用でき、遠方で暮らす家族にも安心いただけます。
また、地元では買えないご当地グルメのお取り寄せ商品もあり、テレビで見たあの商品が買い物できる楽しみも満載です。

商店もなくなり、近くにコンビニもない
タクシー代が往復で6000円もかかってしまう買い物難民

商店が廃業してしまい買い物の場所がなくなり、食料品や日用品などを購入するためにタクシー代を往復6000円もかけて買い物に行くおばあちゃん。身近に買い物弱者が増加している地域の課題がありました。
総務省によると、買い物弱者の増加は団塊世代が高齢者になる2025年から、さらに深刻化すると示しています。2017年の買い物難民・買い物弱者対策調査(総務省)によると、自治体の補助金がなくなれば事業継続が困難な事業も多く、193事業中106事業が赤字。買い物弱者支援を単独で事業化するのは難しい現実があることがわかりました。であれば、普段の介護業務で定期的に伺うタイミングに買い物支援ができれば、事業者側の負担も少なく、継続的に支援できると考えたことからでした。そして、当社も買い物支援で介護保険外サービスでの売り上げ増も期待でき、一石二鳥のサービスです。

今後は、地域で活用を増やしながら、他の地域での福祉用具事業所や訪問介護事業所へのサービス活用の提案と導入に向けてのコンサル業務も行い、各地域での買い物弱者支援の一つのモデルになるようにしていきたいと考えております。


■サービス概要
「ほほえみマルシェ」サービス内容

・ロングライフ商品・日用品の提供
・約200種類のアイテムから嗜好や生活に合わせた商品ラインナップが可能
・全国の特産品をお取り寄せグルメで提供
・定期的な介護事業の訪問で商品補充・ 賞味期限管理、代金回収等を行う
・自宅に置いたボックス内から食べた分だけ支払う課金システム

■会社概要

会社名:有限会社 齋藤アルケン工業
住所:島根県浜田市下府町327-119
連絡先:0855-22-1773
URL:https://hohoemilife-shimane.com/