山陰経済ウィークリー6月11日号掲載!個人向け食事宅配事業サービス

2019.06.24Category:メディア掲載

個人向け食事宅配事業サービスを強化

福祉サービスを展開する有限会社齋藤アルケン工業が、個人向け食事宅配サービスを強化する。管理栄養士が監修した真空パック詰めの調理済み食材を、地元の弁当業者の宅配便を活用して届ける仕組みで、今春からサービス名を「やさしい食生活」としてPR。日常の買い物が困難な高齢者だけでなく、健康意識の高い層などの需要を取り込み、利用増を図る。

管理栄養士監修の300品
栄養バランスを考え組合せ地元弁当事業者宅配便を活用

宅配するのは、弁当配食などのモルツウェル株式会社(松江市黒田町)が調理した食材で、1食(主菜1品と副菜2品)で税別500円。メニューはサバの煮込み、シイタケの煮物、ホウレン草など約300品あり、齋藤アルケン工業がバランスを考えて組合せを決める。
真空パックに詰めて冷蔵状態で届け、電子レンジなどで温めるだけで簡単に食べられる。食材はモルツウェルの管理栄養士の監修で、1食当たりの塩分は2g未満に抑えており、心疾患などで塩分制限の必要がある人も安心して口に運べる。一方、カロリーは500~550kcalを確保しており、栄養摂取は十分にできるという。
弁当の配達などを手掛ける株式会社コーヒン商会(浜田市下府町)に手数料を支払い、同社の弁当宅配ルートを生かして週2回、配達してもらう。利用は徐々に増え、現在は浜田市内で月200食ほど。サービス名とともに「健康食」であることを訴えて浸透を図り、月1千食を目指す。齋藤社長は「栄養価の高い料理を食べれば認知症の予防にもつながる。高齢者だけでなく、幅広い層にPRしていきたい」と話している。

※山陰経済ウィークリー2019年6月11号抜粋