独居の方の兄弟の方を担当されているケアマネさんからのご相談で手すりを取り付けました。
年齢を重ね下肢筋力低下に伴い、認知症の進行もあってか、歩行が不安定で何かに摑まらないと安全にできないご様子で、何度か自宅内で転倒もされているとのことでした。

ご兄弟の方に立ち合いをしていただき、ご本人さんの状態とご自宅内で事故が起きそうな場所、不自由にしている箇所を確認し、工事方法を提案させていただき、納得して工事を行いました。
なかなか認知症の進行もあって、ご本人さん一人と話をして決定していくことが難しかったため、支援をされているご兄弟さんにご様子などをうかがい、本人、ご兄弟さん、ケアマネさんなどの意見を総合したのですが、認知症がある方がお一人で自己決定をし、住環境の整備を行うことの難しさを感じました。
ご兄弟の方々が気が付いたり、近隣にいなかったら、転倒を繰り返し、ケガをして入院していたかもしれません。

このような危険を抱えている独居の高齢者の方々は非常に多くいらっしゃいます。
私たちが暮らす浜田市の高齢化率は30％を超え、地域によっては60％を超える高齢化率の地域もあります。
このような地域の問題を少しでも解決し、高齢者の抱える困りごとに手を差し伸べられるように弊社も新しい情報をいち早くキャッチし、地域のニーズに対応できるように頑張りたいと思います。

これからも、地域に必要とされる会社であり続けるために、みなさんの応援を少しでもいただき、頑張りたいと思いますので、何か困ったことや相談したいことがありましたら連絡をいただけたらと思います。

きっと、お力になれると思います。
よろしくお願いいたします。