石見ケーブルビジョン様で、先日の「グループホームみかわ」様の入居者の方が、お楽しみ外食でカレーを食べにゆうひパーク三隅に来られた様子が放送されました！

「有限会社齋藤アルケン工業（ほほえみライフ）」と島根県立矢上高校「食と農研究会」の生徒たちが協力して「体にやさしいまごのまごころ豆カレー」を開発しました。
このカレーは、豆を主役にしたヘルシーな一品でありながら、スパイスの効いた味わいが食欲をそそります。高齢者に必要なたんぱく質を豊富に含んだ大豆を使用しています。さらに石見地方ではおなじみのマトウダイ（地元ではバトウと呼ばれています）の頭と骨の粉末を使用、カルシウムもバランスよく摂取できるようにしました。高校生たちと共に一から作り上げたオリジナルのカレーです。
そのカレーを「道の駅ゆうひパーク三隅」様で、マトウダイのフライがトッピングされたカレーとして、100食限定で提供されています。（なくなり次第終了）

※石見ケーブルビジョンさんの取材の様子

 

心を込めたカレーの物語～高校生からのメッセージ～

私たちは、食と農の研究を通じて、地域の皆さんの役に立てることは何かと考え、介護施設での取り組みに参加しました。コロナ禍で楽しみが減ってしまった高齢者の方々に、少しでも元気を取り戻していただけるよう「食事」という大切な時間に寄り添いたいと思いました。そこで自分たちでオリジナルカレーを開発することにしたのです。
このカレーを介護施設で提供したとき、多くのおじいちゃん、おばあちゃんたちが笑顔になりとても喜んでくださいました。その姿を見て私たちも本当にうれしく思いました。またこの交流を通じて多くのことを学ぶことができ、今後更に研究を深めたいという意欲がわきました。とてもいい経験ができたことを誇りに思っています。