【活動報告 Vol.18・裏話】
小麦粉と無垢のカステラの裏話
皆さま、いつも温かいご支援と応援、本当にありがとうございます。
今日は、『昭和百華』のカステラに込められた、小麦粉選びの裏話をお届けします。
プロジェクト開始当初、私たちは「特別な小麦粉」を使用することで、よりプレミアム感を出せるのではないかと考えていました。
しかし、職人さんと何度も話し合い、試作を重ねる中で気づかされたのです。
「このカステラのおいしさや、懐かしさを生み出しているのは、二種類の小麦粉を絶妙に配合した“黄金比”なんです。」
一つは、ふんわり感を出すための小麦粉。もう一つは、しっとり感を引き出すための小麦粉。
どちらか一方では成り立たず、昭和の時代から変わらないこの黄金比こそが、あの頃のカステラの味を今に伝える要なのだと知りました。
だからこそ、あえて装飾を加えず、素朴で無垢な「本当のカステラ」を届ける――それが、『昭和百華』の原点であり、最終的な決断でした。
このカステラを一口食べたときの“あの頃”の思い出がふわっとよみがえる。
そんな存在でありたいと願っています。
引き続き、温かい応援とシェアをどうぞよろしくお願いいたします。
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