11月11日「介護の日」高齢化が進む島根県の介護問題を啓発する街頭活動実施

2022.11.12Category：お知らせ

介護事業を行う「ほほえみライフ」は、毎年、11月11日の「介護の日」に合わせて、少しでも多くの方々に介護について知っていただこうと啓発活動を毎年行っています。

啓発活動は、「介護の日」に合わせて安心して暮らしていただけるよう、少しでも介護について知っていただくことが目的です。
老老介護、高齢者虐待、5080問題と様々な問題があり、介護に関わる方もそうでない方にも状況を知っていただき、介護での苦悩を減らしていきたいと考え、行っています。
この活動は 2019 年から行い、今回で 4 回目になりました。

開始した当初は、「私は介護に関係ないから」とおっしゃる方も多かったのですが、近年はそういった方も少なくなりました。やはり、近年の介護にまつわるニュースなどが多くあり、それだけ関心度が上がっているのだと思います。介護する側、される側の生活を維持するためにも予備知識は大切ですので、今は必要なくても、介護について考える日になっていただけたら嬉しいですね。

■「介護の日」とは

厚生労働省が、平成 20 年に“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11 月 11 日」を「介護の日」と定めました。

「ほほえみライフ」のスッタフ総出で、スーパーダップス（島根県浜田市田町）さんとキヌヤ長沢店（島根県浜田市長沢町）さんの入り口にて、介護保険の申請手順などを記したオリジナルチラシや「介護の日しんぶん」などの無料配布を行っています。

内閣府の「令和 4 年版高齢社会白書」によると、国内 65 歳以上人口は 3,621 万人で、総人口に占める割合（高齢化率）は 28.9％を占めます。
中でも島根県は、34.5％で全国 5 位。高齢者の増加により、深刻な働き手・社会の担い手不足、介護・健康問題、老後資金・年金の問題など、様々な課題が生じる一方、「介護難民」「老老介護」「高齢者虐待」といった社会問題も誘発しています。
その結果、介護で疲弊されている家族も年々増えているのが実情です。