【活動報告 Vol.23・裏話】
職人技の裏話
皆さま、いつも温かいご支援と応援、本当にありがとうございます。
今日は、錦榮堂の代表から教えていただいた、『昭和百華』カステラ作りの裏話をお届けします。
カステラ作りで最も神経を使うのは、実は卵の温度管理だそうです。
一年を通して、卵の温度は常に一定というわけではありません。
夏はどうしても卵の温度が高くなり、冬は逆に冷たくなってしまいます。
そのため、夏場は卵を氷水で冷やしながらかくはんし、冬場は卵をお湯で温めながらかくはんするそうです。
もし温度が安定しないと、かくはんにかかる時間も変わり、焼き上がりにもムラが出てしまう。
特に、夏場の焼きはとても大変で、代表曰く、最も神経を使う季節とのことでした。
「カステラは生き物。ちょっとした温度差で仕上がりが変わるんです。」
この言葉がとても印象に残りました。
機械化された大量生産ではなく、こうして一つひとつの温度と向き合い、その日の気候と向き合いながら作られるカステラ。
そんな手間ひまがかかっていることを、より多くの方に知っていただけたら嬉しく思います。
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