【活動報告 Vol.24・裏話】
「桐箱の秘密に込めた、さりげない“ありがとう”」
今回ご紹介するのは――贈答用カステラ『昭和百華』を包む、桐箱の“秘密”についてです。
実はこの桐箱、一見シンプルに見えますが、蓋にだけ赤い印が施されています。
これは、正しい向きで蓋を閉じるための目印。
桐箱は天然木でつくられており、わずかな木目のズレでも、向きが違えば隙間ができてしまいます。
「ぴったりと、きれいに閉まった状態でお届けしたい」その想いから、この“割り印風の赤い印”が生まれました。
見えにくい部分にこそ、心を込める。
それは、昭和百華が大切にしてきた「贈り物の本質」でもあります。
中身だけでなく、包む箱、添えるカード、巻紙、風呂敷、そして届け方――すべてに、贈る人と受け取る人を思う気持ちを詰め込んでいます。
細部に宿る“ありがとう”のかたち。
ぜひお手元に届いた際には、この“桐箱の秘密”にもご注目ください。