手すりなどの住宅改修を受けるには「理由書」というものが必要であることをご存知ですか?

2019.05.21Category:介護リフォーム

おはようございます。
「ありがとう」を創造する会社 ほほえみライフ代表の齋藤です。

介護保険を利用して、手すりなどの住宅改修を受けるには
「理由書」というものが必要であることをご存知ですか?

介護保険を利用して住宅改修を行う場合、理由書が必要になります。
理由書は誰でも書くことができる訳ではなく、書く資格を有している専門職にしか作成することができません。
主にケアマネージャーが作成しますが、ケアマネージャー以外の専門職でも
理学療法士・作業療法士・福祉住環境コーディネーター2級以上の専門職が理由書を書くことができます。
福祉住環境コーディネーター2級以上を有した工務店さんや大工さんであれば可能ですが
専門職外の方が気軽に書いて提出できるものではありません。

介護保険の住宅改修で必要な理由書には、大まかに以下の内容の記載が必要となります。
・利用者の基本情報
・利用者の身体状況
・介護状況
・住宅改修により日常生活をどう変えたいか
・福祉用具の利用状況と住宅改修後の想定
など、どういう状態で、どのように困っているので、住宅改修により日常生活をどうしたいかということを記載する必要があるのです。

住宅改修を行う前に理由書の作成を行うことで、利用者の生活を本当に豊かにするのかを検討するためのものになります。

介護保険で行う住宅改修は、あくまでも日常生活動作を助けるためのものです。
したがって、趣味や仕事をするといった本人の生きがいや生活を充実させるための工事については、介護保険での住宅改修の対象とはなりません。
※ここでいう日常生活動作とは、在宅生活を続けていくための動作(食事をする、トイレへ行く、入浴する、外出する等の本人の身の回りの動作)をいいます。

まずは、担当のケアマネージャーもしくは、地域包括支援センター職員にご相談ください。
身の回りにそのような方々がいない場合には、市役所の介護保険担当の課にご相談ください。


 

 

ところで、浜田市三隅町で介護保険を利用して歩行が困難になった方のご自宅に
段差解消としてスロープの設置工事を行っています。

車いすでの外出になり、今までは介護保険サービスを利用して
福祉用具のスロープをレンタルし、外出の度にスロープをセットして外出されていました。

ご家族さんが通院などの外出で困られていましたので、スロープを設置し、問題解決いたしました。

車いすの転落、転倒も考慮し、立ち上がりを作りましたので、工事日は3日間。
家族さんと打ち合わせをし、ショートステイを利用されている間で工事が行なえましたので
良かったです。

今後は、福祉用具でも関りがありますので、引き続きサポートさせていただければと思います。

安心をかたちにするお手伝いをさせていただく
ありがとうを創造する会社
「ほほえみライフ」をよろしくお願いします。

AmazonのKindleにて
工事する側が真剣に伝えたいことをまとめました 介護住宅改修術: 40歳から知るべき介護保険の使い方
という電子書籍を出版しています。
無料ですので、よろしければどうぞ!

 

【有限会社齋藤アルケン工業について】
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