サバ入りカレーパン 浜田できょう発売 中国新聞掲載

2019.10.19Category:メディア掲載

介護食をアレンジ

サバ入りカレーパン 浜田できょう発売

 浜田水産高(浜田市)の女子生徒が介護食用に考案したカレーパンを、パン製造販売を手掛ける同市金城町の障害者就労継続支援B型事業所「プチマタン」が一般向けにアレンジし、商品化した。市特産のサバを使った斬新な味。事業所で働く障害者の工賃アップにつなげる狙いで、19日に市内のスーパーで販売を始める。

障害者らが商品化

 サバカレーパンは、食品流通科の4人が「マンネリ化しがちな介護食を一新したい」と考案。浜田漁港で水揚げされたサバを使って同校が製造している缶詰と、カレーのルーをパン生地で包んだ。生徒が考えたのは、ホットサンドイッチ風だが、商品化に際し、なじみのある揚げパンに変えた。プチマタンの島祐輔店長(43)は「サバの風味が感じられ、スパイスとのバランスも絶妙」と胸を張る。

 介護施設などに食事を宅配する齋藤アルケン工業(同市)が生徒に考案を依頼し、同事業所に商品化を提案した。同事業所では20~60代の知的障害者たち11人が働き、販売数量に応じた成果報酬として工賃が支払われる。平均約6時間半働いて日給1598円という。同社の齋藤憲嗣社長(47)は「パンが売れれば工賃があがる。自分たちのアイデアが社会貢献につながることを生徒に伝えたかった」と話す。同社は全国の介護施設に向けて冷凍した商品販売も予定している。

 考案者の一人、3年浜頭美咲さん(17)は「浜田の海の幸を多くの人に味わってもらえれば、浜田のPRにもなる」と喜ぶ。
 19日午前11時から、同市浅井町のスーパー「ダップス」で販売開始イベントを開く、1個180円(税別)。この日は100個限定。26日以降は、同スーパーとプチマタンで毎週土曜日に販売する。

プチマタン 0855(42)2820
齋藤アルケン工業 0855(22)1773

2019年10月19日掲載 中国新聞抜粋