介護保険住宅改修の支給条件をご存知ですか?

2020.02.27Category:介護リフォーム

おはようございます。
「ありがとう」を創造する会社 ほほえみライフ代表の齋藤です。

この支給条件さえわかっていれば、いざという時に安心です。

介護保険制度を利用して、手すり取付などの家のバリアフリー化の工事が行なえます。
しかし、支給条件があり、支給条件を満たしていないと補助の対象にはなりません。

その条件とは何でしょうか?

 

■その1:要介護・要支援認定を受けている

対象は、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。
また、対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅ですので、一時的に息子さんの家に移住しているなどは対象となりませんので、ご注意ください。

 

■その2:対象工事の適応工事であるか


1.手すりの取付け

廊下、便所、浴室、玄関、玄関から道路までの通路等に転倒予防もしくは移動又は移乗動作に資することを目的として設置するものである。手すりの形状は、二段式、縦付け、横付け等適切なものとする。なお、福祉用具貸与「手すり」に該当するものは除かれる。

2.段差の解消

居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差及び玄関から道路までの通路等の段差又は傾斜を解消するための住宅改修をいい、具体的には敷居を低くする工事、スロープを設置する工事、浴室の床のかさ上げ等が想定されるものである。 ただし、福祉用具貸与「スロープ」または福祉用具購入「浴室内すのこ」を置くことによる段差の解消は除かれる。また、昇降機、リフト、段差解消機等動力により段差を解消する機器を設置する工事は除かれる。

3.滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更

居室においては畳敷きから板製床材、ビニル系床材等への変更、浴室においては床材の滑りにくいものへの変更、通路面においては滑りにくい舗装材への変更等が想定されるものである。

4.引き戸等への扉の取替え

開き戸を引き戸、折戸、アコーディオンカーテン等に取り替えるといった扉全体の取替えのほか、扉の撤去、ドアノブの変更、戸車の設置等も含まれる。 ただし、引き戸等への扉の取替えにあわせて自動ドアとした場合は、自動ドアの動力部分の設置はこれに含まれず、動力部分の費用相当額は保険給付の対象とならないものである。

5.洋式便器等への便器の取替え

和式便器を洋式便器に取り替えや、既存の便器の位置や向きを変更する場合が一般的に想定される。ただし、福祉用具購入「腰掛便座」の設置は除かれる。 また、和式便器から、暖房便座、洗浄機能等が付加されている洋式便器への取替えは含まれるが、既に洋式便器である場合のこれらの機能等の付加は含まれない。 さらに、非水洗和式便器から水洗洋式便器又は簡易水洗洋式便器に取り替える場合は、当該工事のうち水洗化又は簡易水洗化の部分は含まれず、その費用相当額は保険給付の対象とならない。

6.その他1~5の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

(1)手すりの取付け 手すりの取付けのための壁の下地補強
(2)段差の解消 浴室の床の段差解消(浴室の床のかさ上げ)に伴う給排水設備工事、スロープの設置に伴う転落や脱輪防止を目的とする柵や立ち上がりの設置
(3)床又は通路面の材料の変更 床材の変更のための下地の補修や根太の補強又は通路面の材料の変更のための路盤の整備
(4)扉の取替え 扉の取替えに伴う壁又は柱の改修工事
(5)便器の取替え 便器の取替えに伴う給排水設備工事(水洗化又は簡易水洗化に係るものを除く。)、便器の取替えに伴う床材の変更

※上記内容は介護保険制度の改正により内容などが変更になる場合もございます。

 

■その3:支給限度額内のみが対象


対象の支給金額は、原則として被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。
そのうち1割、2割、もしくは3割が自己負担です。
20万円のリフォーム工事の場合、自己負担が1割の方である場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということです。
※工事費用が20万円を超えた場合は、1割の自己負担2万円+超えた金額を負担することになります。

原則として支給金額は被保険者一人につき1回ですが、20万円を数回に分けて利用することができます。
例えば、1回目の手すり工事で10万円しか使わなかった場合、次にまた10万円で他の工事を行えるということです。

 

先月、浜田市三隅町で介護保険を利用して住宅改修を行いました。
腰部に痛みがあり、歩行が不安定になったとの相談で、ご家族さんの意見や本人さんの要望などをお聞きし、歩行状態の確認などを行い、手すりの設置場所を決め、取り付け工事を行いました。

浜田市 介護リフォーム ほほえみライフ 手すり
介護保険住宅改修 浜田市 ほほえみライフ 介護リフォーム

今回は、壁が白い壁紙だったため、白い補強板を使用し、手すりのみがハッキリとわかるようにいたしました。
高齢の方は目も悪く、いざという時に補強板が同色ですとつかめない場合もありますし、家の雰囲気を損なわないように壁紙の色に合わせることもあります。
ご希望や利用者の方の身体状況によって、使い分けることが可能です。

・寝室から居間への移動動線に手すり
・玄関、勝手口からの出入りの動線に手すり
・トイレ内に手すり
などに手すりを取り付け、動作の容易性を確保し、安全に移動できるようにさせていただきました。
工事後に「ありがとう」とおっしゃって下さり、コーヒーを飲みながら楽しいお話もさせていただきました。
この時間が、工事に携わった私たちの至福の時間です(笑)
こちらこそ、ありがとうございました!

 

私たちは、希望を聞きながら意向に沿った提案をさせていただき工事をさせていただきます。
工事側の都合を押し付けるのではなく、あくまでも依頼者側の立場を考慮しながらさせていただいてますので
手すり1本からでも工事を賜ります。工事後の手すりを使っての動作確認もさせていただき、適切に取付できたかも確認しています。

今後、介護保険を利用して手すり取付などをお考えでしたら
いつでもご相談ください。

安心をかたちにするお手伝いをさせていただく
ありがとうを創造する会社
「ほほえみライフ」をよろしくお願いします。

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工事する側が真剣に伝えたいことをまとめました 介護住宅改修術: 40歳から知るべき介護保険の使い方
という電子書籍を出版しています。
無料ですので、よろしければどうぞ!