有限会社齋藤アルケン工業代表の齋藤憲嗣です。
この度、第668回浜田市倫理法人会経営者モーニングセミナーの講師として、講話をさせていただきました。
・事業承継について
・自分自身のミッションについて
・経営について
以上の三つの事柄を中心に約40分間お話をさせていただきました。
経営の諸先輩方を前にして、私のような若輩者が偉そうに話をすることが非常に恐縮しましたが、みなさんがしっかりと耳を傾けてくださり、安心して話することができました。
昭和56年10月に父親と母親で立ち上げた会社の二代目として、内装業から事業転換を行い、介護事業に進出。
素晴らしいスタッフの出会いにより、運良く介護事業が軌道に乗り出しました。
仲間が増えるまで、正直、自分の給料も生み出せないような低空飛行を二年間続けていましたが、新しい仲間が、仕事と信用を持ってくるようになりました。
おかげさまで、徐々にスタッフが増え、今では地域でNO1と言えるほどの介護事業所になりました。
転機は、自分自身の考え方が変わったこと、自分自身の行動も変わったことで、周りが好転していきました。
「自分」が主語だった考え方を「誰か」に主語を置き換えることで、誰かのために行動できるようになった。
成功している経営者の方々の言動をマネすることで、成功者に近づけると考え、とにかく勉強をしてマネすることで、いろいろなことが上手くいくようになり、人が集まってくるようになりました。
ホントに運がいいと思っています。
そして、介護事業に進出を機に会社の経営理念を新しく作り変えました。
そうしたことで、私たちの地域での存在価値、何のために私たちが存在するのかが明確になり、各スタッフの仕事の判断基準になったことで、業務がスムーズになったことは大きな収穫でした。
同じ方向をスタッフ全員が向いて進んでいる実感は、スタッフ全員が持っています。
私自身のミッションは、会社を経営し、存続させることではなく、スタッフ全員で人生のステージを上げていくことが私のミッションです。
私に関わる方々の幸せを創造することがビジョンとしてあり、そのために会社経営というバリューがあります。
自分で言うのも変ですが、決して順風満帆な会社経営ではなかったです。
スタッフとの出会いで、好転し、事業も上手くいくことが出来ました。
これからもいろいろなことが待ち構えていると思いますが、気持ちを前向きに会社の成長とスタッフの幸せを積み重ねていきたいと思います。
この度の経験は、自分自身の人生を振り返り、整理でき、とても有意義な時間でした。
多少の緊張はありましたが、しっかりと楽しむことができました。
関係者の方々に感謝いたします。
ありがとうございました。
【企業理念】
困っている人を助ける会社
人々を笑顔にする会社
人々の笑顔で社員も幸せになれる会社
事業承継ストーリー「リレイ」
父から継いだ内装業。低迷から脱するきっかけになった介護を中心に3社を承継
https://relay.town/articles/saitou-alkene/
朝日新聞社デジタルWeb「ツギノジダイ」
倒産寸前で口から出た「人の役にたちたい」V字回復は信頼の積み重ねから
https://smbiz.asahi.com/article/14609579