2021年から6月から開始した高校生のアイデアで誕生した「サバカレーパン」のインターネットによる全国販売について日本海テレビNKTさんに取材、放送いただきました。

全国ネットの人気番組「マツコの知らない世界」で20年10月に辛口の日本酒に合うカレーパンとして紹介され、注目を集めた「サバカレーパン」ですが、放送後に全国から問い合わせが多くありましたが、当初は地元の来なければ食べることができず、お届けすることができませんでした。
この度、製造方法を変えることで冷凍が可能となり、ネット通販で全国発送を開始しました！その様子を取材いただいています。

開発当初からは想像もできなかったですが、みなさんの反響が大きく、2019年10月に商品化してからネット通販を開始できるまでになりました。
より多くの方々に島根県浜田市を知っていただくきっかけにしたいと思います。
「サバカレーパン」を作るのは、地元の障がい者就労支援事業所B型「プチマタン」の障がい者の方々です。
就労支援に協力できないかとの思いで製造をお願いしました。
販売開始後、お客様から「ラグビーボール型だと食べ難く、パン生地と中身の具を一緒に食べられない」との声が多くあり、どこから食べても中身のカレーの具が食べられる丸型に改良いたしました。
また、障がい者就労支援事業所で製造のため、形状を丸型に変えたことで、障害のあるスタッフが失敗する頻度が低くなり、効率よく製造できるようになりました。

「サバカレーパン」は、サバ缶を使用し、サバをフレーク状にしてから、水に浸して塩分を抜いてからカレールーの中に混ぜ合わせています。
この作業で、しっかりとサバの旨味と風味が感じられるようになっています。
2019年10月に販売してからカレーパンは油で揚げていましたが、時間が経つと揚げたてのサクサク感が失われ、油っぽく感じることが多くあり、この度、油で揚げる工法から焼く工法に変えて、より食べやすく致しました。
焼く工法に変えたことで、冷凍保存しても商品の劣化はなく、通販が可能になりました。

また施設で働く障がい者のみなさんの賃金は、生産物の販売利益から支払われることから、自慢のパンを全国に届けて新型コロナで減少した売り上げを増やし、賃金アップに協力できたらと思います。

介護と福祉の共存を目指し、私たちはこれからも様々な取り組みを行い、地域に必要とされる会社でありたいと思っています。

■販売サイト
焼きカレーパン各6個セット（サバカレーパン・和牛ゴロゴロカレーパン）